「こんな言い方をされて腹が立った」と感じたことはありませんか?
相手には悪気はなかったのかもしれませんが、言い方によっては嫌な思いをするものです。
それは、もしかしたら自分にもあることではないでしょうか?
言い方次第で、相手に嫌われてしまったり、好感を持ってもらえたりすることがあります。
「嫌われる話し方」とはどのようなものか、自分自身を振り返って考えてみましょう。
相手に嫌な感情を抱かせない話し方を
話をする際には、相手に攻撃的、批判的、また比較した話し方をしないことが大事です。
また、相手に批判された場合は、まずは相手の言うことを受け止めるようにしましょう。
そうすることで、攻撃的になる言い方を防ぐことができます。
こんな話し方は相手に嫌われる
特に夫婦間においては、ちょっとしたことで言い合いになることがあります。
自分ではそんなに怒っているつもりではなかったのに、話をしているうちにヒートアップしてケンカになってしまう、ということはよくあることでしょう。
その原因は、言い方にあるのです。
「あなたは家事もできないし、何も手伝ってくれない!」と言ってしまうことがありませんか?
これは攻撃的であり、さらに相手を批判している言い方ですよね。
自分ではそこまで批判しているわけではないのですが、言葉にすると相手にとっては批判された、と感じてしまうのです。
この言い方を「私は仕事と家事の両方で睡眠時間も取れないし、自分の好きなこともできないから、少しでも手伝ってくれるととても嬉しい」というように言うと、批判にはなりませんよね。
大事なのは、あなた、ではなく私、を主語にして話をすることです。
また、誰かと比較した言い方も、相手に嫌な思いをさせてしまいます。
自分に置き変えてみるとわかりますね。
他の人と比べられて批判されたら、とても腹が立ちませんか?
さらに、自分が批判されれば腹も立ちますし、攻撃的にもなるでしょう。
そこで反論してしまうとケンカになってしまうことがあります。
まずは相手の言うことを受け入れて、自分の非を認めることが大事です。
他人のせいにするのはもってのほか。
批判されれば嫌な気持ちになりますが、感情に任せて言い訳をすれば、後になってもっと嫌な気持ちになるでしょう。
相手の立場に立って話す
こちらはジョークを言ったつもりなのに、怒らせてしまう、ということもあります。
それでは会話が成り立ちませんね。
話し方や会話は相手に合わせることも大事です。
相手の立場に立って考えれば、攻撃、批判、比較などを相手に感じさせる言い方はしなくて済むでしょう。
相手に不快な思いをさせないためにも、相手がどう感じるかを考えた言い方をすることで、いい関係を築くことができます。