余計な一言が多い人とはどんな人?
余計な一言が多いという人は、2つのタイプがあります。
一つは、悪気がなく、何とかしようと思ったり、相手のことを考えていたりするというタイプ、もう一つは、悪気というよりも負けず嫌いで、何か言わないと気が済まないというタイプです。
たいていは、悪気のないというタイプの人でしょう。
悪気のないという人は、会話の間を埋めようとする、深く考えずに話してしまう、せっかちで話の終わりを待てない、ウケをねらいたい、会話に不慣れ、親しみを込めてからかう、相手の気にしていることを知らずに言ってしまう、おせっかいというタイプであると考えられます。
逆に、後者のタイプは前述しました通り、負けず嫌いであるがために、自分が優位に立ちたいというタイプです。
余計な一言を言わないための対策
このような余計な一言を言わないようにしたいものですが、どうすればよいのでしょうか。
まずは、沈黙を恐れないということです。
無理に会話の間を埋めなくても良いということを覚えておきましょう。
そして、何か話す前にちょっと立ち止まって考えることを習慣化する、人の話を最後まで聞くことは、大事です。
また、面白いと思ったこと、相手を褒めていること、相手のためと思って言うことでも、相手にとっては不快に感じることがありますから、何か言いそうになったら言葉を飲み込むようにしましょう。
それができたら、自分にご褒美を与えるという事にするのも、長続きのためには良い案です。
さらに、相手の表情等を良く見て、いい顔をしていないと思ったら、すぐに口をつぐむようにするのも良い対策になります。
余計な一言の代表例をピックアップします
余計な一言って、多々あります。
その代表例を挙げてみましょう。
「だから言ったでしょう。」という言葉は、よく母親に言われて嫌な気持ちになったことがあるはずです。
下に見られているような気持ちになるので、やめましょう。
「でもね。」という言い方は否定的で良くないです。
この人と話すのは、嫌だと思われてしまいますから、要注意。
「いつもそうね。」という言葉は、ミスをした相手に言ってしまいがちですが、この言葉も母親等に言われて嫌な気持ちになったのではないでしょうか。
ミスをしたことで、傷付いているのに、こんなことを言われたら、心はズタズタです。
良い人間関係を保つには、言い方を考えましょう。
「あなたのためよ。」これは、恩着せがましいです。
親に言われるのならば、納得できるでしょうが、他人でしたら、余計な一言になります。
「外国人みたい」「背が高い」「痩せているね」
この言葉は褒め言葉のつもりなのに、人によっては良く受け止められないかもという言葉です。
人は、どんなことを気にしているかわかりませんから、身体的特徴を言うのは、控えた方が良いでしょう。