眼精疲労がきつい・・・という人が増加しています
業務で利用するパソコン、プライベートで利用するスマートフォン、モバイル機器、日頃、目を酷使していることに気が付いていない方も多く、目が充血したり肩が凝ったり、頭痛が慢性化したり・・・色々な弊害が目からきているという方も少なくありません。
目の疲労に気が付かないという方も多いのですが、肩こりや頭痛など、病院で見てもらっても全く理由が見つからないという時、もしかすると眼精疲労なのかもしれません。
こうした症状が全て眼精疲労によるものという事ではないので、症状についてはしっかりと医療機関で受診されることが望ましいのですが、病気などがないという場合、眼精疲労に効果があると期待されるツボを刺激してみるというのもいいでしょう。
眼精疲労に聞くといわれるツボを刺激してみる
肩井「けんせい」と呼ばれるこのツボは、胸、乳頭から肩の上の縁辺りまでまっすぐに手を動かしてそのあたりを刺激してみるとこりっとするところがツボです。
また自律神経の乱れによって起こるといわれる眼精疲労には足三里と呼ばれるツボの刺激が効果的といわれています。
自律神経はストレスを受ける事でも乱れます。
職場で人間関係にトラブルがあったり、常に忙しい状態など、ストレスを感じることが多くなると、イライラしたり、気持が落ち込んだり精神的な症状も出てきますが、自律神経の乱れは眼精疲労にもつながるといいますので、足三里のツボをお風呂などに入ってリラックスしている時など、ゆったりと刺激してみるといいかもしれません。
もっと簡単に目の疲れをとりたいという方は、手のツボがお勧めです。
合谷「ごうこく」と呼ばれるツボは手の甲を上に下状態で、親指と人差し指の骨、その付け根の間にあります。
指で刺激すると痛いと感じる所なのですぐにわかるでしょう。
この部分を痛いけど気持がいいなと思うくらいの刺激を与えます。
合谷は、目の疲労回復と共に肩こり、頭痛などにも効果があるといわれているツボなので、肩がこる・・・という人も仕事の合間などにちょっと刺激してみるといいでしょう。
ツボ押しのポイント
余りにも強く押すというのはよくありません。
痛いけど気持ちいいなと感じる位の強さで、ゆっくり圧迫したら手を放すというイメージで行います。
強く押してしまうと痛いだけで効果が出ないという事もあるようなので、ゆっくり、リズムよく刺激しましょう。
目の疲労はパソコンなどで酷使しているという事だけが理由ではなく、ストレスを感じる環境の中、常に緊張を強いられている状態などでも疲労します。
また休みの日に連続して映画などDVDを見ているという緊張した状態が長く続くと、目は疲労してしまうので、休日こそしっかりと目を休める行動をとるという事も忘れないようにしましょう。