Q.保育士の給与が低く生活がままなりません
神奈川県で憧れの保育士になったものの、なんでこんなに安月給なのでしょうか。私は短大を卒業し保育士として就職しました。(ちなみに卒業した大学は私立です。)ですが、給与面の問題で転職しようか迷っています。私の友人は、給与の低さから、今は保育とは関係のない仕事をしています。保育の給与は低いと聞いていましたが、将来の日本を背負って立つ子供を親の代わりにあずかる誇らしい仕事なのになぜ給与が低いのか、私は非常に憤っています。給与が低いのはある意味、職業差別ではないかとも感じています。できることなら保育士として勤務をしたいと考えていますが、現実が理想とかけ離れすぎています。
A.保育士が離職する理由
保育士の離職率の高さについて厚生労働省は、保育士等の現状の調査結果をしました。保育士の離職率は10.3%です。それをふまえてどうすれば、保育士の離職率が低くなるかアンケートも取りました。離職した保育士のアンケートによるとダントツトップが給与面の改善です。保育士の年収は平成26年度の調査によると私立保育園で働く保育士の平均年収は3,247,000円です。公務員になると、私立の約2倍の給与になります。なぜなら公立保育園で働く保育士さんは「公務員」ですから、昇給率が高いのです。
また、職員数が足りなくいつも忙しい、事務や雑務が多くそれらを軽減してほしい声も多数あがっています。
給与の低さ、人員充足率の低さの他にも保育士離れを促進させる理由はあります。例えば勤務時間の長さです。書類作成やイベントの準備、制作。会議が長引いて退勤時間は深夜になることも。また、先輩や同僚からOJTとは名ばかりのマウンティングだらけで仕事に集中できない、仕事が覚えられない、気が休まるときがないなど、心理的に苦しんでいる人も少なくありません。保育士の中には、画一的な教育しかしない園長とそりが合わないため離職する人もいます。価値観の違いも離職の原因になるようです。
A.「会社にいきたくない」「あの上司のことを考えただけで憂鬱になる」「憧れの美容師なったけど待遇がよくない・・・」など職場でのストレスや悩みの多くは人間関係であることが、厚生労働省の調査でも挙げられています。職場は、睡眠を除いて多くの時間をすごす場所なので、変わらない人間関係を引きずりながら仕事をするのはかなり辛いと言わざるを得ません。人間関係で仕事を辞めたくなる理由はさまざまですがどのような理由がるのでしょうか。
人間関係で辞めたくなる理由
どんなとき人は人間関係で仕事を辞めたくなるのでしょうか。よくある仕事を辞めたいと考え始める理由にいて調べてみました。
上司と性格が合わない
上司とはうまが合わないんでしょうね…😂だからお互いが変人に見えちゃうのかもです(笑)
わっ👀✨!!よしのすけさん刀も好きなんですね!たくさんお話できる話題があって嬉し~い😂✨私で良かったらそちらも是非是非是非お話したいです🙏✨✨— 冬華🌸FCイベありがとう✨ (@m_5221) 2019年10月6日
上司との関係がうまくいかないと、稟議が円滑に通らずにイライラする原因になります。特に後で書類がらみで問題が出た時にチェックしたふりをしていた上司は最低です。必ずちゃんとチェックしましたらアピールをするからです。
パワハラとセクハラ
パワハラって短期的には結果が出るのかも知れないけれども、長期的には壊滅的なダメージを与えるから、チームや組織に対して最大の背信行為なんだよね。勘違いしている独りよがりの困った連中は多いけれども。 https://t.co/m7qJC9wleg
— progrockmania1969 (@progrockmania19) 2019年10月4日
パワハラやセクハラも人間関係で仕事を辞めたいと思う一つです。パワハラやセクハラをする人は周りから気割られている可能性がり、取り除く方法あるかもしれません。仕事を辞める前にすべてのオプションを使ってガンを取り除いてみると良いでしょう。また、パワハラやセクハラをしてくる上司や先輩は自分がしていることと、同じことをやられるとメンタルに来る人が結構多いものです。迷惑には迷惑で対抗するもの一つ手です。
悩みを解決するための行動は転職
辞めたいと悩んだらまず行動しましょう。具体的な行動としてとれる方法は、「相手を変える」か「自分が離れる」かの二択になりますが、労力としては圧倒的に後者のほうが楽であると言えます。
実際、人間関係は周りの人に相談しても正直解決にはつながりません。問題の種となる上司又は、先輩が去らない限りなくならないのです。相手が変わるのを待っていると自分の精神が削られてしまうので、資格をとって転職するのも一つの手です。
需要が高く、未経験者でも採用がされやすい業界は数多くありますが、昨今は保育業界の採用活動が活発になっています。これは、少子化対策として採用の強化をはかる自治体が多く、補助金制度や資格取得制度を設けて保育士の確保に奔走しているためです。とくに都心部やその周辺都市においては、保育園ごとに優遇制度が設けられていることも多いほか、基本給が高めに設定されていることも少なくありません。
このほかにも、宅建士や管理栄養士など、働きながらでも資格取得を目指せる仕事は多く、取得をすることで転職活動を有利に進めることができるでしょう。とくに、職場でのストレスに苛まれると、資格取得や転職を行う気力や体力をも奪われてしまうため、手遅れになるまえに行動を行うのがベストといえます。
保育士は一般的に離職率が高いと言われていますが、それならば離職率の低い保育園に就職してみてはいかがでしょうか。人の入れ替わりが激しい職場は保育園に限らずブラック又は、ブラックすれすれの職場です。保育士としてこれから先長く勤務するには、人間関係、保育方針、勤務時間の3つのポイントをおさえましょう。つまり離職率の低い保育園は、シフトに余裕を持たせるため、保育士を多く採用しています。そうすることで、残業も少なくなります。
また、縦・横のつながりが強く保育士や職員の信頼関係がしっかりしています。教育保身も子供の個性を伸ばすことを念頭に置き、保育士や保護者がこうしてほしいといった要望にもこたえてくれます。
産休や育休の制度が整っているか確認することも大切です。どうしても女性が多い職場なので、産休や育休が充実していなければ離職に繋がり、離職が多ければ人手不足に繋がります。
逆に産休や育休が整っている所なら、他の保育園からも人が移ってくるため、働きやすい職場と考えられるでしょう。
実際に、保育園によって給与や福利厚生は大きく異なります。早い段階から就職先を探しておけば、いい園を見つけられる可能性も高まります。質問者さんがお住いの近くの神奈川県の保育士の求人を探してみて、入りたいと思える園がないか確認してみてください。