仕事を効率的に進めるには集中力が必要です。
しかし、時には「どうしても集中できない!」と困ってしまうこともありますよね。
実は、集中力を高めようとしてやっていることが、反対に集中力の低下を招いてしまっているという話もあるようです。
集中力が散漫になっているという方は、一度自分の行動をチェックしてみましょう。
集中力の低下は何気ない行動が原因
日常生活で何気なく使っているもの、している行動が集中力の低下を招いているケースもあると言います。
もしかしたら、普段気にしていなくとも、あなたの使う道具や動作には、集中力を下げてしまう要因が含まれているかもしれません。
自分の行動を見直し、改善していくことで、集中力が高まるでしょう。
集中力を妨げる行動とは?
日常生活の中で集中力を低下させている道具や行動には、次のようなものがあると言われています。
こうしてみてみると、意外に身近なものが多く、私自身もびっくりしてしまいました。
・スマートフォン
便利なスマートフォンですが、実は集中力を乱す原因の一つ。
例えば、ズボンのポケットに入れており、仕事中にバイブがなると何となく気になってしまうものです。
その上、休憩時間やトイレへ立つたびに確認をしていると、今集中しなければならないものと関係のない情報が頭に入ってきてしまい、目の前のことだけに集中できなくなってしまいます。
仕事中にフェイスブックやツイッターなどのSNSをチェックする、メールが来ればチェックする、など暇さえあればスマホに触っていませんか?
近年では「デジタル認知症」などとも言われ、スマホやパソコンなどに長時間触れている人は、注意力や集中力、記憶力を低下すると言われています。
・睡眠のとりすぎ
睡眠不足は、脳の活動を低下させてしまうため集中の大敵。
だからといって長く眠りすぎるのも考えものです。
実は、睡眠時間が長いと、脳は眠りの状態を引きずってしまい、なかなかうまく活動できない状態になってしまいます。
そのため、「次の日は、重要な業務があるから」とじっくり寝たつもりが、かえって頭をぼーっとさせてしまう可能性があるのです。
個人差はありますが、7~8時間程度の睡眠が、脳を休息させ頭をスッキリさせる時間だと言われています。
・仕事場の環境
片付いていない仕事場は、探し物をするのも時間がかかり、そのうちに集中力が途切れてしまいます。
きれいに整理整頓された職場は快適なもので、逆に作業能率もアップする環境です。
朝来た時と、帰る時には、机の整理をしておくと毎日作業がはかどるようになるかもしれませんね。
便利だと思っていたことが集中力を低下させる
いかがでしょうか?
自分の行動に思い当たることはありませんか?
もちろん、それらを改善したからといって、何時間でも集中できるようになるわけではありません。
人間の集中力には限界がありますから、休憩を取りリフレッシュをしながら仕事や勉強をすることも大切です。
日常生活の中で便利だと思っていたアイテムが、集中力を低下させてしまうことがあります。
もしかして?と心当たりのあるものは改善してみましょう。